同窓会

2012年11月24日 日常
夫が同窓会に出席のため夕食をとらず外出をした。

小中、なかには高校まで同じメンバーで過ごした仲間との再会。

30歳を超えた今でも
ネットワークは途絶えることはない。
既婚者も独身も 子持ちも同居も
仕事や家庭の都合を合わせて遠くから駆け付けて集まる。

地方都市のチェーン系居酒屋で一次会
その後はすぐそばのカラオケ屋で二次会が行われる。


それは、夫にとっては日常に起こりうるイベントである。
しかし、私自身の人生においては
絶対と言っていいほど、未知の世界である。
だから同窓会というものに参加するとどんな気持ちになるのか、
あくまでも想像でしか分からない。
なので
おそらくカラオケで盛り上がっているであろう頃合いに
布団に入って自分の同窓会を仮定して想像してみた。

一番目に入学した小学校のまゆみちゃん
次に転校した小学校のなおやくん
その次の三組のみんな

そして中学、高校・・・

どんな風になっているのだろう??

きっと、この時代ならば、
今でもつながっている友達からSNSなどを駆使すれば、ドミノ倒しみたいに昔のクラスメイトくらい見つかっていくのかもしれない。

けれどもし、色々なことがうまくいって、同窓会の開催通知が届いたとしても
私は出席するのだろうか。



羨ましいとか、寂しいという表現では片付かない。
確かにちょっと泣きそうになるけど
ただ欠けている、という事実を改めて知った上で、それを受け止めて、
何か劇的に生活が変わるということはない。

埋めようのない隙間を抱えて生きるほうを選ぼうと思う。
帳尻を合わせるようにして、言葉で繕って、ますます迷惑をかけるくらいなら。

こうして書いているということは、私という人間のツボのどこかを刺激されている。
























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