12月2日の日記

2010年12月2日 日常
娘が無事に入園した。
時期外れゆえ、セレモニーも何もなかったので
せめて晩御飯くらいはと思って
ちらしずしをふたつ出前でお願いした。
なぜちらしにしたかというと、自由にワサビの量を調節できるから。
それと安いから。
娘がとても美味しそうにたいらげて
夫の分まで欲しがったりして、でもわさびが既にかかっていたりして
親子のやりとりが面白かった。

「昔、祖父は市長をしていた。
海沿いの小さな地方都市だけど。
若いころから毎朝海岸にでて、砂浜の掃除を続けていた。
市長になってからも、毎日、ずっとひとりで掃除を続けていた。
そしてそのことを、誰に自慢するでもなく亡くなった。
そんな祖父を自分は今でも尊敬している。」


背中を曲げて砂浜のゴミを拾い続けた市長さんの姿が
あったこともないのに、私の心にくっきりと浮かんだ。

今年売れたという
「トイレの神様」をテレビで聴いていて、思い出した。
孫は今頃どうしてるだろ。

生きざまは、必ずみている人がいる。
そして見ず知らずの人のところにも
届いていく。






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