旬の季節ものの野菜が美味しいのとと同様に、小説も、今の季節にちなんだ物語を
読みたくなったので
本棚にあった「あるクリスマス」と「おじいさんの思い出」を読んだ。
改めて読むととてもいい。
とくに主人公が街を離れる場面の描写がすばらしい。
風景が目に浮かぶし、それを見つめている心が的確だ。
本当に自分が車に乗って移動してるみたいだった。
どうやったらこんなに短い文章で情景を書けるのだろう。
以前読んだ時は特に印象に残らなかったのか不思議でならない。
あとがきでは作者の生い立ちや登場人物のルーツまで丁寧に説明されていたけれど、
そういうことを知らなくても、純粋なひとつの創作話として十分美しいと思った。

最近はなんだか色々あって、ちょっとお疲れだったけれども、良いリフレッシュになった。


コメント

nophoto
icco
2008年12月12日9:25

それ、誰の作品~?

私は年末年始に「失われた時を求めて」に挑戦します。抄訳ですが・・・。

りおか
2008年12月12日23:40

トルーマン=カポーティだよ。村上春樹訳。
短いので2冊ともあっという間に読める。

「失われた時を求めて」すごいねえ。うーむ私はつぎ何読もうかな。

nophoto
icco
2008年12月15日15:35

全然話題と関係ないのだけど、今月の28日に横浜でコンサートをひらくので、もし帰省してなかったら、ぜひいらして下さい♪

村上春樹って、訳がうまいのかな。

りおか
2008年12月19日21:54

ありがとう。
まだ行けるかどうかわからないけれど、詳細を教えてくれたらうれしいです。メールでも・・・。

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