2007年1月12日 日常
生きていると楽しいこと、嬉しいことばかりは起こらない。

昔から、自分で作った中身のない歌を
家にいるときに気がつけばよく唄っているのだが
今日は食器を洗いながら、もう10年近くの持ち歌?「実家の猫の歌」を歌っていた。

でも、唄いながら、とつぜんはっとして唄うのをやめた。
そうだ、実家の猫は先月から行方不明になったんだ。
もういなくなってしまったんだった。

むりやり考えないようにしていたそのことを急に思い出し、なんともいたたまれない、言いようのない気持ちがこみ上げてくる。
もう今までとは違うという現実を受け入れなければならない。
気がつけば誰が聞いている訳でもないのに、急遽「らんちゅうの歌」に差し替えをおこなう。

いままでもこんなことがあった。
人であれ、場所であれ、動物であれ。
気持ちには、突発的、衝動的なものもあれば、じわじわと時間をかけて染み込むように広がっていくものもある。
また時が経てば、新しい歌が生まれる。
それはこの世界において望む望まざるに関わらずやってくる。

こういうことを考えるとき、何故だか無性に誰かに会いたくなるのだ。

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