一期一会

2004年4月2日
輪から外れて、
もうここにはいられないんだな、と
自動ドアのガラスをすりぬけながら
ふと思った瞬間
むしょうにやりきれなくなった
アスファルトの道を歩く足がやけに重く感じた

だけど
お堀ではカルガモのつがいがのんびり
お花見をするかのように泳いでて、
満開の桜並木が
風に吹かれて
私の頭上で優しく揺れた
まるでがんばれって言ってるみたいに
そういえば
まだあなたたちがつぼみだった頃から
私は知っていたんだ
無事に花が開いて、本当によかったね
時間の流れはけして悪いことじゃない

そして私は旅を続ける
ある愛の約束を胸に

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