病院へいった日

2004年2月18日
薬をもらった。

いろいろな光景をみた。
一年後のわたしはいったいどうなっているのだろう。
午後の陽射しの中でぼんやり思った。

工事現場の青年が汗を流して働いていた。
おばあさんが息子の名前をうわ言のようにつぶやいていた。
母親と幼い娘がスーパーの袋をぶらさげて歩いてた。
予備校生らしき青年が横断歩道を渡っていた。
背広を着たおじさんが運転していた。

空も雲も、風も木も草も、鳥も犬も猫も生きていた。
ただそこに、流れている時間があった。
メランコリーの涙も呑み込まれて行った。

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