ドアと花

2003年12月1日
部屋に入ってドアを閉めたら
ガラスのクツに活けている
桃色のガ―べラが
かすかに揺れた

それはまるで
ドア風のせいではなく
花自らの意志であるかのようだった

今日の私を
何もかも分かっているかのように
花は優しく
こちらを見つめていた
まぎれもないと思った
説明するのが難しいくらい
すごく嬉しかった


変われないし
変わらなくていい
ばかみたいって思われても
らしいって言われても

結局同じことなんだよね


他人に良く思われようとする目論見
が、ひとにはある
花が好きだと声高に騒ぎ立てたり

そういう嫌悪感を、考え過ぎない
そして、攻撃しない
そんなことしてもしなくても
結局
私は私のまま揺らがないのだから

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